福岡市中央区で高級品・ブランド品の洋服お直し・リフォーム、オーダースーツを手掛ける『アルテ岩田屋店』の成田です。
はい！今回も私物のビンテージワンピースのお直しをご紹介いたします
今回のワンピースは1940年代のアメリカのワンピースです。共布のベルトとセットアップのボレロがあり、この年代でここまで残っているのは珍しくて一目惚れして購入しました！
しかしながら、衿ぐりが大きくて胸元が気になっていたのと、ピンホールの穴あきやウエストラインが曲がっている事が気になっていました
タグも昔の雰囲気が漂っていて素敵です〜
では、まずは衿ぐりからお直しをしていきます！
生地も糸も70年程前のものなので相当劣化しているので、一目一目、慎重に縫い解いて行きます
今回は肩から着丈を短くして衿ぐりを小さくします
衿ぐりをひっくり返して中を見ると、、、接着芯が劣化してボロボロ！
これもついでに作り直しましょう〜
これもついでに作り直しましょう〜
はい！分解しました〜〜！
肩線を前後共に1.5cmずつカットして、衿ぐりに伸び止めテープを貼り、前後の肩線を縫い合わせます。
その後、挟み込みパイピングをしつけで縫いつけます
その後、接着芯を貼り直した見返しを衿ぐりに縫い付けて、衿ぐり完成〜！
タグもペラペラめくれていたので四方たたき付けでしっかり縫い付けました
ビフォーアフターを見ると衿ぐりが小さくなっているのが良く分かりますね！
つぎはウエストラインの修正です
平置きにするとかなり曲がってますね〜〜
以前の持ち主がお直しをされていたようで、縫い詰めてありました
それを一旦全て解いて、出来る限り真っ直ぐなラインにしていきます
それを一旦全て解いて、出来る限り真っ直ぐなラインにしていきます
縫い込まれていた箇所は色が薄くなっていますが、ベルトを着用すればさほど気にならないかな？と思い、色よりもラインを重視しました！
ピンホールは肩線をカットした際のハギレを使用して、裏から接着芯を貼る時に穴に同じ色がくるようにしてリペアしました
これで、色々と気になっていた所が直ったので気にせずガンガン着れます〜
ビンテージの服でお困りの方、一度アルテ岩田屋店の成田までご相談くださいませ
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良いものを永く！
それが「アルテ」の思いです。
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